新宿御苑でエコ・クッキング
ムです、どうもどうも。
(ええ、ちょっと前の話ですが……)
新宿御苑に行ってきました、とても気持ちの良い晴れの日に。
ほら。
いい。
すごく、いい。
あたい、大好きなんです、新宿御苑。
豊かな自然のなかをのんびりと歩いていると、
とても満ちたりた、幸せな気持ちになります。
ええ、あたいだってそんな気持ちになるときがあるんです。
つい……
春は、おはなみ。
やうやう赤く咲きゆく桜花は、
少し香りて散りゆきたる花びらのハラリと風にたなびきたる。
夏は、巨樹。
初夏の頃はさらなり。
盛夏もなほ。蝉のおほく鳴き違ひたる。
また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち落ちたるもをかし。
雨など降るもをかし。
秋は、菊花。
夕日のさして葉の端いと濃うなりたるに、
人の、花壇へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど歩き急ぐさへあはれなり。
まいて、小菊のつらねたるが、いと大きく見ゆるは、いとをかし。
咲き果てて、黄の色、紅の色など、はた言ふべきにあらず。
冬は庭園。
雪の積もりたるは言ふべきにもあらず、
息のいと白きも、またさらでもいと寒きに、
手などこすりあわせて、カイロ持てわたるも、いとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、冷めてゴミになりてわろし。
……
なんて、清少納言よろしく、したためたくもなります。
とにもかくにも、
春の桜、夏の緑、秋の菊に紅葉、冬の雪景色……と、
豊かな自然をより身近に感じられる新宿御苑は、
四季折々、さまざまな表情が楽しめ、
行くたびに、はっ、とした気持ちにさせてくれる場所です。
そんな新宿御苑に、
また1つ、訪れる楽しみが増えました。
というのも、今月1日から、
新宿御苑内レストラン「レストランゆりのき」に、
エコに配慮したメニュー(エコ・クッキングメニュー)が登場したからです!
※エコ・クッキングとは、東京ガス(株)の登録商標。 「食」を通じて「身近な題材で、環境問題を体験的に楽しく考える」というコンセプトのもと、 買い物、料理、片づけ、にいたるまでの一連の流れを通して、環境に配慮する食生活のこと。
新宿御苑には、明治時代に農業試験場として海外の樹木、野菜、果物などを栽培した歴史があり、
たとえば食卓でおなじみのオリーブやハーブなどは、新宿御苑から全国に広まったと言われますが、
そんな食文化の発祥地で、こういった新しい試みがなされるのはとてもステキなことだと思います。
「食を通して自然環境の大切さを伝えたい」――。
そんなアツイ思いを胸に抱き、
新宿御苑の方々は今年の春から、
エコ・クッキング推進委員会とともに、コツコツとエコ・クッキング活動に取り組んできたのだそうです。
「レストランゆりのき」の4人のシェフも奮起し、エコ・クッキングナビゲーターの資格を取得。
はれて、エコ・クッキングメニューを導入するにいたったそうです。
※商業施設でエコ・クッキングメニューを提供するのはこれが初めて。
で、この日はそのお披露目(試食会)と、
エコ・クッキングの魅力をわかりやすく紹介する講演会を行うイベントが開かれ、
あたいは、うっちーと二人してひょこひょこ遊びに行ってきた、というワケです。
この日いただいたのは、
旬の野菜をたっぷりつかったドライカレー、その名も『エコドライカレー&季節のハーブサラダ』(580円)と、
旬の国産みかんを使ったヨーグルトドリンク『みかんラッシー』(350円)のセットです。
※『エコドライカレー&季節のハーブサラダ』+『みかんラッシー』のセット価格は880円。
とても美味しそう。
新宿御苑の風景の一部をプレート上に再現したかのような、ドライカレー。
盛りつけ方もイイ感じ。
国産の旬の野菜とひき肉がタップリ入っていて(←野菜は皮ごと使用しているんだって!)、味付けは甘め。
なんと言っても、あたいの大好物・レンコン(秋冬のみ)が入っていて食感がすごくイイ、気に入りました。
新宿御苑ゆかりのハーブを使った特製サラダもついています。
ラッシーは、サッパリとした味わい。
体にもよさそう。ゴクゴクといただきました。
はい、ペロリと完食!
さっそく、エコ・クッキングの考え方の1つ、
“残さない”を実践しました。
美味しく食べて、
エコ・クッキングのことも学べて。
とても楽しいイベントでした。
「レストランゆりのき」を後にし、
心地よく歩いていると……
あれ?
桜が咲いている。
秋なのに、桜?
ジュウガツザクラというのだそうです。
ほら、こういうのも、すごく楽しい。
みなさんも、ぜひ、新宿御苑に遊びに行ってみてください。
そして、ぜひ、エコ・クッキングメニューを食べに行ってみてください。
あ。
エコ・クッキングについて詳しく知りたい方は『JG』vol.35の誌面をご覧くださいませ。
(ええ、ちょっと前の話ですが……)
新宿御苑に行ってきました、とても気持ちの良い晴れの日に。
ほら。
いい。
すごく、いい。
あたい、大好きなんです、新宿御苑。
豊かな自然のなかをのんびりと歩いていると、
とても満ちたりた、幸せな気持ちになります。
ええ、あたいだってそんな気持ちになるときがあるんです。
つい……
春は、おはなみ。
やうやう赤く咲きゆく桜花は、
少し香りて散りゆきたる花びらのハラリと風にたなびきたる。
夏は、巨樹。
初夏の頃はさらなり。
盛夏もなほ。蝉のおほく鳴き違ひたる。
また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち落ちたるもをかし。
雨など降るもをかし。
秋は、菊花。
夕日のさして葉の端いと濃うなりたるに、
人の、花壇へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど歩き急ぐさへあはれなり。
まいて、小菊のつらねたるが、いと大きく見ゆるは、いとをかし。
咲き果てて、黄の色、紅の色など、はた言ふべきにあらず。
冬は庭園。
雪の積もりたるは言ふべきにもあらず、
息のいと白きも、またさらでもいと寒きに、
手などこすりあわせて、カイロ持てわたるも、いとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、冷めてゴミになりてわろし。
……
なんて、清少納言よろしく、したためたくもなります。
とにもかくにも、
春の桜、夏の緑、秋の菊に紅葉、冬の雪景色……と、
豊かな自然をより身近に感じられる新宿御苑は、
四季折々、さまざまな表情が楽しめ、
行くたびに、はっ、とした気持ちにさせてくれる場所です。
そんな新宿御苑に、
また1つ、訪れる楽しみが増えました。
というのも、今月1日から、
新宿御苑内レストラン「レストランゆりのき」に、
エコに配慮したメニュー(エコ・クッキングメニュー)が登場したからです!
※エコ・クッキングとは、東京ガス(株)の登録商標。 「食」を通じて「身近な題材で、環境問題を体験的に楽しく考える」というコンセプトのもと、 買い物、料理、片づけ、にいたるまでの一連の流れを通して、環境に配慮する食生活のこと。
新宿御苑には、明治時代に農業試験場として海外の樹木、野菜、果物などを栽培した歴史があり、
たとえば食卓でおなじみのオリーブやハーブなどは、新宿御苑から全国に広まったと言われますが、
そんな食文化の発祥地で、こういった新しい試みがなされるのはとてもステキなことだと思います。
「食を通して自然環境の大切さを伝えたい」――。
そんなアツイ思いを胸に抱き、
新宿御苑の方々は今年の春から、
エコ・クッキング推進委員会とともに、コツコツとエコ・クッキング活動に取り組んできたのだそうです。
「レストランゆりのき」の4人のシェフも奮起し、エコ・クッキングナビゲーターの資格を取得。
はれて、エコ・クッキングメニューを導入するにいたったそうです。
※商業施設でエコ・クッキングメニューを提供するのはこれが初めて。
で、この日はそのお披露目(試食会)と、
エコ・クッキングの魅力をわかりやすく紹介する講演会を行うイベントが開かれ、
あたいは、うっちーと二人してひょこひょこ遊びに行ってきた、というワケです。
この日いただいたのは、
旬の野菜をたっぷりつかったドライカレー、その名も『エコドライカレー&季節のハーブサラダ』(580円)と、
旬の国産みかんを使ったヨーグルトドリンク『みかんラッシー』(350円)のセットです。
※『エコドライカレー&季節のハーブサラダ』+『みかんラッシー』のセット価格は880円。
とても美味しそう。
新宿御苑の風景の一部をプレート上に再現したかのような、ドライカレー。
盛りつけ方もイイ感じ。
国産の旬の野菜とひき肉がタップリ入っていて(←野菜は皮ごと使用しているんだって!)、味付けは甘め。
なんと言っても、あたいの大好物・レンコン(秋冬のみ)が入っていて食感がすごくイイ、気に入りました。
新宿御苑ゆかりのハーブを使った特製サラダもついています。
ラッシーは、サッパリとした味わい。
体にもよさそう。ゴクゴクといただきました。
はい、ペロリと完食!
さっそく、エコ・クッキングの考え方の1つ、
“残さない”を実践しました。
美味しく食べて、
エコ・クッキングのことも学べて。
とても楽しいイベントでした。
「レストランゆりのき」を後にし、
心地よく歩いていると……
あれ?
桜が咲いている。
秋なのに、桜?
ジュウガツザクラというのだそうです。
ほら、こういうのも、すごく楽しい。
みなさんも、ぜひ、新宿御苑に遊びに行ってみてください。
そして、ぜひ、エコ・クッキングメニューを食べに行ってみてください。
あ。
エコ・クッキングについて詳しく知りたい方は『JG』vol.35の誌面をご覧くださいませ。
2009-11-18 13:07
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